歴史深い西陣織の町家が若夫婦の住まいになりました
西陣織の工場と住宅が一体になった町家を「織屋建て」といいます。
一般的な京町家と比べて、建物の奥に工場空間があるため柱の少ない大空間が広がっているのが特徴です。
お客様は車が大好きな若いご夫婦。
町家選びの絶対条件はスポーツカーを2台とめられることでした。
そこで、手前の空間を車が駐車できるスペースとし、入口には大開口にできる格子建具を新たに取付けました。
奥の工場だった空間は居住スペースに・・。
補強の壁を加えながらも天井の高いダイナミックな空間を活かしたリビングダイニングとなりました。
他の町家の修理コラムはこちらから→